OpenSea(オープンシー)とは?始め方や使い方を徹底解説します!

日本でも大きな盛り上がりを見せているNFT(非代替性トークン)ですが、その多くがOpenSeaというNFTマーケットプレイスで取引されています。

この「誰でもNFTの作成、出品、購買ができる大規模なマーケットプレイス」とは具体的にどうやったら使えるのか、使ってみたいけどそれまでの手順は?

「ガス代」って聞くけどいったい何をさしてるの?ガス代を節約する方法ってないの?といった疑問に答えます。

この記事でわかること
  1. OpenSeaの基本的なこと…取り扱うNFTの種類や対応チェーン
  2. OpenSeaを利用する際にかかる手数料…ガス代と呼ばれるもの→節約する方法

OpenSeaを使うには、あらかじめ「取引所の口座」と「ウォレット」の準備が必要です。
それぞれ「両替所」と「お財布」にあたるもので、イーサリアムに両替をしてマーケットに財布を持っていくイメージです。

海外にお買い物に行くイメージです!

OpenSeaの流れ

それぞれの準備のための記事はこちらです。

ウォレットの登録

目次

OpenSeaとは

OpenSeaとは数々のNFTを取引することができる「NFTマーケットプレイス」です。

取り扱うNFTは、主に次の3種類

  • デジタルアート
  • コレクタブルNFT
  • ゲームアセット

対応するブロックチェーンは、主に

  • ETH(イーサリアム)
  • Klaytn(クレイトン)
  • Polygon
  • MATIC

ユーザーはウォレットを接続するだけで、NFTの作成や売買が可能になるとても使いやすいマーケットプレイスです。

一方でイーサリアムの需要過多によるスケーラビリティ問題が課題で、これが高額のガス代(手数料)になってしまいます。

OpenSeaを利用する際にかかる費用について

NFTの取引はOpenSeaで行いますが、それにかかる費用は「取引手数料」「ガス代」です。

順にみていきます。

取引手数料

取引手数料は「出品手数料」と「取引手数料」です。

出品手数料…無料
取引手数料…取引量の2.5%

※取引とは販売・購買・オファーの受け入れ・出品のキャンセルなどを指します

ガス代

ガス代とは「ネットワーク手数料」です。

イーサリアムなどのブロックチェーン上で取引を行う際(トランザクションがブロックチェーンに登録される際)にかかる手数料です。
燃料のガスと同義で、イーサリアムのブロックチェーンの(システムを動かす)燃料にあたります。

OpenSeaでガス代が発生するタイミングは

OpenSeaでは、次のタイミングでガス代が発生します。

  • NFTを出品する(初回の出品のみ)
  • NFTを購入する
  • OpenSeaで購入したNFTを、外部のウォレットなどに移動させる(出庫させる)。

ガス代の金額は常に変動している


ガス代は、ネットワークが混雑していると高騰することがあります。
OpenSeaが利用するイーサリアムチェーンの需要量によって変化するためOpenSeaのガス代が高いというわけではありません。(混同してしまいがちですが、OpenSeaがガス代を決めているわけではありません)

ガス代を節約するにはどうすればよいか

節約する方法を2つと、おすすめの取引時間帯を紹介します。

ガス代の処理速度を「低速」にする

NFT出品時に価格を入力して「Post your listing」をタップするとMetaMaskが起動し、ガス代が表示されます。

この時、「GAS FEE」の右側に表示された「EDIT」をタップします。

「ガスのカスタマイズ」で「低速」に設定するとガス代が安くなります。(よほどの急ぎでなければ)

Gweiとガスリミットを調整する

「Post your listing」までは同じです。
「GAS FEE」の「詳細」をタップすると、設定した処理スピードのGweiとガスリミットが表示されるので変更します。

「GAS NOW」を参考にして、直近(1時間前くらい)のGweiの平均値を入力するのがおすすめです。

土日の午後がおすすめ

曜日や時間帯別に「GAS NOW」を見てみると、比較的土日の午後がGweiが小さい傾向がみられます。

ただし、過度な変更は取引が後回しにされる可能性が大きいので、取引承認も遅くなりますのでガスリミットのみを変更するのがおすすめです。

OpenSeaで取引を開始する

ウォレット(MetaMask)の作成までは別記事で紹介していますので、それ以降を説明します。

ウォレットの登録

OpenSeaにウォレットを接続する

①OpenSeaの公式サイトにアクセスし、MetaMaskと接続する

右上の人型のマーク(丸いマーク)にカーソルを持っていくとメニューが出てきます。

OpenSeaのトップ画面
Languageで「日本語」に変更できます。

②クリックすると「ウォレットを接続」画面が出てきます。

OpenSeaとMetaMaskの接続メニュー
「MetaMask」を選択

③「MetaMask」で接続を認証します。

MetaMaskへの接続画面

④完了です。

OpenSeaのメインメニュー

※「名前なし」となっているので「設定」から名前やプロフィール、アイコン画像を設定しておくとわかりやすくなります。

まとめ

口座開設、②イーサリアム購入、③ウォレット(MetaMask)用意、④ウォレットに仮想通貨を送金ができたら、いよいよOpenSeaでNFTの取引が始められます!

各種の手数料など、発生する費用を考えながら取引をすることが大切です。

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